2025年のカーニバルでは、Beija-Flor de Nilópolisが270点の満点優勝。次点はAcadêmicos do Grande Rioの269.9点だった。Grande Rioはバテリアが9.9点を2つ受け、最小点の棄却ルールによりうち1つが採用。合計から0.1点が差し引かれたことで、Beija-Florに僅差で及ばなかった。
主因は2名の審査員の指摘によるものだった。
- Ary Jayme Cohen（モジュール2）：カイシャの演奏に「フラム」のような不正確さを認定
- Geiza Carvalho（モジュール4）：クリンボの音の伝わり具合が不足していたと評価
それぞれ9.9点を付けた。
メストリFafáは審査理由公表直後にSNSで反論し、クリンボは「2階席からでも聞こえていた」と主張。仮に聞こえなかったとしてもそれはバテリアの責任ではなく「機材のトラブル」だと述べた。また、採点直後の夜にはCaxiasのコミュニティに向けて9.9点の件を謝罪。メストリ就任から5年、バテリアが30点満点を逃したのはこれが初だった。
Curiosidades
- 採点は9つの項目について行われ、各項目ごとに4名の審査員が10点満点で採点。最低点が除外され、30点×9項目＝270点満点で競われる。
- 審査ポイント（モジュール）はパレードの進行方向に沿って4か所設けられ、各モジュールには各項目の審査員が1名ずつ配置される。
- 審査理由公表の3月6日、LIESA公式サイトでGrande Rioのバテリアの点数が「10点3つと9.9点1つ」と誤って掲出されるトラブルが発生。LIESAはこれを「入力ミス」と説明し、現場読み上げ通りの結果（29.9点）を有効としてBeija-Florの優勝を確認。19時40分頃に修正表を再掲したが、「Grande RioがBeija-Florと同点優勝（270点）になり得たのでは？」との混乱が一時拡大した。
Fonte:
- https://g1.globo.com/rj/rio-de-janeiro/carnaval/2025/noticia/2025/03/06/nao-houve-projecao-sonora-imprecisao-jurados-justificam-as-notas-99-da-bateria-da-grande-rio.ghtml/
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